海外短期研修・国際交流
海外短期研修の紹介
全学科の学生が参加することができますが、児童学科の教員が中心となって実施している海外短期研修があります。スウェーデン、ニュージーランド、カンボジアです。これらの研修では、現地の子どもたちの保育や生活の状況について学ぶ機会があります。日本での子どもの状況を知るためには海外との違いに目を向けることが必要です。学生たちには、海外の子どもたちの状況に目を向ける機会としてこれらの研修を活用してもらいたいと考えています。
スウェーデン海外短期研修
複数の学科の先生方と共に始めた海外短期研修です。世界的に有名な植物学者のリンネ博物館や、世界的に有名な建築でもあるストックホルム市立図書館などを訪問するともに、就学前学校や小学校の見学、ウプサラ大学との交流など子どもだけでなく、科学や建築にも目を向けた研修内容になっています。ストックホルム市とウプサラ市を巡ります。


ニュージーランド海外短期研修
幼児教育の取り組みについて、幼稚園等の見学を通して学びます。ニュージーランドでは「テ・ファリキ」と呼ばれる幼児教育カリキュラムがあります。マオリ語で「敷物」を意味するこのカリキュラムは、子どもたちを取り巻く様々な要素が織物のように重なり合い、子どもたちがその上で育つ様子を表しており、子ども主体性の尊重など、日本の幼児教育が学ぶべき内容が多く含まれています。


カンボジア海外短期研修
カンボジアは東南アジアに位置しており、隣国のタイやベトナムと比較して経済発展に遅れが見られます。これは内戦において知識人の大虐殺による教育体制の復興の遅れが影響していると言われています。そうしたカンボジアの子どもたちの生活について、孤児院、小学校、日本人が無料で提供しているアートスクールでの子どもたちとの交流を通して学びます。またアンコールワット遺跡やタ・プローム遺跡の見学もします。

