【授業紹介】「フィールドワーク演習」で新宿区の戸山プレイパークに行ってきました!
2年生前期の「フィールドワーク演習(創造・文化)C」という授業を担当しています。
フィールドワーク演習は、以前から児童学科が大切にしてきた科目であり、少人数に分かれてさまざまなフィールドへ出かけていく授業です。授業は前期と後期に分かれており、私(請川)はここしばらく前期を担当しています。児童学科の学生は、このフィールドワーク演習を前期または後期のいずれかで履修するよう指導しています。授業名の後についている「C」はクラス(グループ)名を表しており、今年度はCグループを受け持っています。
私はこの授業を、3年次から始まるゼミの前段階として位置づけています。2年生になってようやく、児童学科らしい少人数での学びとして、子どもに関わる現場へ出かけていくことができる貴重な機会でもあります。各教員がそれぞれの専門分野に関連した場所へ学生を引率しており、幼児教育学を専門とする私は、公立幼稚園、私立幼稚園、認定こども園、プレイパークなどへ学生たちを連れて行っています。
授業が始まって3回目となる今回は、今年度初めてのフィールドワークとして、新宿区の戸山公園内にある「戸山プレイパーク」へ出かけました。戸山プレイパークは大学から比較的近い場所にあり、しかも毎日オープンしています。そのため、私が学生を引率するようになってから、もう20年近くになるでしょうか。
皆さんは「プレイパーク」という子どもの遊び場を知っていますか。日本語では「冒険あそび場」と呼ばれることもあります。基本的には、子どもたちの「やってみたい」という思いを大切にする遊び場です。普通の公園であれば禁止されているような、火を焚いてビー玉を焼いてみる遊びや、大きな穴を掘って水をためること、大きな木に登って遠くを眺めることなども体験できます。子どもたちにとっては、家庭や学校とは異なる「第3の居場所」となっています。
プレイパークには「プレイリーダー」と呼ばれるスタッフがいて、子どもたちと遊んだり、話し相手になったりしてくれます。しかし学校などとは異なり、大人(ここではプレイリーダー)の側から、あれこれと指導や指示をすることはありません。基本的には、子どもたちのやりたいことを見守る立場として、その場に存在しています。そして、子どもたちから求められたときに関わるという、ある意味では「控えめな関与者」としての立場を大切にしているように見えます。
子どもたちにとっては、多くの場合、自分たちの行動に対して大人からさまざまな指示や注意を受けることが少なくありません。そのような中で、自分たちのやりたいことを見守ってくれる大人がいる場があるというのは、とても貴重なことのように思います。
この日も、毎日のように来ている小学1年生や、保護者と一緒に遊びに来た幼児の姿が見られました。さらに、高校生くらいの大きな子どもたちがふらりと立ち寄ることもあるそうです。プレイパークは、子どもたちにとって気軽に立ち寄ることのできる「息抜きの場」にもなっているようでした。
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